2014年4月6日日曜日
4/5 プティファミーユあまの堀川店
本日はATM(自分で動いて感じるワーク)の勉強会を現在プラクティショナー(指導資格者)のコースに通っている方と行いました。
フェルデンクライスメソッドは人間の「動き」を通して気づくことを中心に行っているのですが、動きというのは一瞬起こって消えていく存在です。よく見るために動きを止めてしまったら動きじゃなくなってしまうという意味では静止させて分析できない存在なのです。
この動きというもののどこにフォーカスを当てて把握していくかという話になったとき、私は力の伝わりに注目しました。どんな動きでも方向性を持った力が身体の中を伝わっていっています。
複数の人に動きの指示を出したり、自分の体験した動きを他の人に再現しようとするときに身体を伝わる力の起点と方向性を意識して指示を出すことは個々人の体格や感覚に左右されにくい形として動きをコントロールできるのではないかと思います。
逆に言えば表に現れる動きは力が伝わった結果としての形であり、力の強弱によっては動きとして現れない場合もあるのではないでしょうか?
モーシェ・フェルデンクライスが指示する言葉の内容を読むときに、それらの動きの方向性や強弱、その動きによって起こる感覚など、多くのヒントが散りばめられているのでそのような考察を持ちました。
動きを通して脳や神経に生起される信号は無数にあり、それらを個々に分析するのは途方もなく、しかもその先にある動きそのものの把握は困難です。エネルギーを波として捉えるように、動きについても力の伝達と捉えることで、その流れが明確になり、連鎖する複雑な動きにも対応がしやすいのではないかと思います。
勉強会では通常では言葉にしないことを言葉にする必要が出てくるので、個人体験で留まっている感覚を共有できる形にする訓練になります。この体験は新たな発見につながることも多いので、今後も続けて行きたいと考えています。