2013年7月21日日曜日

7月20日 プティファミーユあまの店 「分化と統合」

パソコンのトラブル中に書いたもので、投稿が遅くなりました。すみません。

3名ほどが参加され、先月ラッコハウスで行われた湊美勝先生のワークショップのフォローアップを行いました。

ワークショップのテーマである「分化と統合」について、実際にワークショップで体験した動きのどこに「分化」と「統合」が潜んでいるのかを解説を交えて再体験して頂きました。

人間が動くことについて、歩くことや立ち上がることなど何でも構いませんが、本来ひとまとまりのものでして、手だけ足だけで分けて動くことは困難です。手だけ歩く動作をしてみるとわかりやすいと思いますが、意外と足や腰が微妙に動く人が多いです。それだけ体中が相互に影響しあってひとつの動きができています。

それでも仮に動くことの一部を分けて行ってみて、またひとまとまりの動きに合流することで動きが変化するということをモーシェ・フェルデンクライスは発見しました。

ひとまとまりの家族の中で、ある程度一人立ちできそうな子供が居る時に、一時的に親元から離れて生活してまた戻ってくるとしましょう。その時の生活が充実していると、家族に合流した後にちょっとした変化が起こることが多いと思います。この変化は家族と一緒に生活したまま家庭教師を雇うことでは得られないものです。

私たちプラクティショナーはレッスンを通じて体の個々の部分に一人暮らしや、逆にあまり生活したことない人(別の体の部位)と一緒に暮らすような体験を一時的にして頂いて自由に学習できる機会を提供しています。それを分化と呼び、またいつもの生活(動き)に戻って体験が役に立つようにすることを統合と呼んでおります。レッスンの最後に部屋の中を歩き回って頂く事が多いのは、合宿に行った子が無事に戻ってこれるようにするためでもあります。

体をひとまとまりのものとして使うことは生活するうえで必要です。しかし、体は様々な部位の集合体でもあります。それぞれの部位が自律してお互いに協力して動く仲介をすることも時に必要となります。協力して動けない時に痛みや疲れとなって現れます。

日常生活でうまくいかないことがありましたら、分化と統合の方法もひとつのヒントになるかもしれません。