とここ数年で断続的に思い立っては挫折しています。
今思い起こすとだいたい同じパターンです。モーシェ・フェルデンクライスの言っていることは難しくてよくわからないので置いといて、フェルデンクライスは人間の身体に働きかけることだから、人体を学ぼう!というもの。あとは部位の違いだけ。
だいたいやっていくうちに、「あれ、これは医学の勉強で、フェルデンクライスの勉強じゃないんじゃない?っていうかこういうのとは別にフェルデンクライスの勉強になる何か重要なことがありそうなんだけど、なんなんだろうか?」というモヤモヤっとした感じで終わります。
そこで今回の勉強は生物から離れて物理学にしました。モーシェは物理学者でもあったし、私の直接の先生のエラットも物理学者だ。詳しくはよくわからないけど、何かあるのではないかという勘です。数式苦手だけど。
そこで数式を無視して古典物理学から量子力学までざっと眺めていて気がついたことを紹介します。
モーシェの会話に重力についての言葉が多いけど、ニュートンが重力に気がつくことで物理学が始まり、慣性の法則やエネルギー保存法則へ発展していく最初の一歩としてとても重要な概念だということを感じました。
今のところ重力や光、電気、熱などのエネルギーを相互交換可能なものとして一つに説明できる理論は確立されていないみたいだけれども(超ひも理論を除く)物理学の方向性のひとつとしてエネルギーは違った現れ方をする一つのものじゃないかという視点があり、人体を通過するエネルギーもそのようにして見ると、その人の食べたものの熱量や脳から伝わる電気信号から重力からまとまって考えることができるので面白い。
量子論における観測者が観測対象に及ぼす影響については、FIをする上で感じるところがあり、マックス・プランクの考え方がまだよく掴めないので、もうちょい深入りしてより量子の視点を明らかにできたらと思っています。
何よりも物理学の入門書の冒頭にあった「正しい答えを求める前に正しい問いを発せよ」という言葉がとても響きました。人体という多様性を持った自然を眺めるとき、問いかけ次第で可能性が閉じたり開いたりした経験があったので。
フェルデンクライスに役立つ勉強をしてみよう!というのが問いかけとして何か不明確なのかもしれませんな。でも物理の知識はモーシェの仕事を理解する一助になりそうな手応えはありました。