モーシェ・フェルデンクライスは残念ながら故人となってしまいましたが、未だにモーシェと共にフェルデンクライスメソッドを作り上げた人々の中に存命の方がいます。その中の一人がミア・シーガルです。
もちろんミアはモーシェと全く考えが同じというわけではないはずですが、その言葉と所作からフェルデンクライスメソッドの幹のようなものが浮かび上がります。
生きている人からしか学び取れないことがあるということは、エンジニアをやっていたときには考えたこともありませんでした。今までは生きていようが死んでいようが、言葉になって残っていることから学べばいいと思っていた節があります。今回、ミア・シーガルのワークショップに参加できたことは、形にできない生きたものを学ぶ機会を得られただけでなく、33年の人生で初めて学ぶということがどういうことなのか少し理解できた瞬間でもありました。
というわけで、一番学んだ部分は言葉で書けるようなものではないのですが、備忘録とフィードバックも兼ねて、今回のワークショップのメモを以下に綴ります。
-プラクティショナーとしてクライアントに対する考え方の一つとして
「その人のことは、その人が何とかするしかない」
-FIにおいて手をあてることについて
「鏡のようであること。その人の動きや姿がはっきりわかるようにすること。」
-FIのプロセスについて
「まず、見ること。見たことを触って見た通りか確かめること。(左右に)違いを見つけること。見つけた違いをわかりやすく提示すること。それだけ。簡単でしょ?」
-動きへの視点
「より大きく、より全体に広がっていく方向性を見つける。」
-FIをする上で言葉で相手に指摘すべきかと質問された際
「言葉は情報量としても説得力としてもコミュニケーションの中で最も下のランクの手段です。」
-あとは個人メモ
わからないことは考えない、想像だけで決め付けない
スキャニングにはもっともっとすごい可能性がある。手を抜かない。
あと、心が足まで届いているか?