2月のスケジュールを更新しました。
最近思うのは、誰の真似をするでもなくただ生きていればそれでとても素晴らしい人生なのではないかということです。
これは、誰かの真似をするなということではなく、
何の努力感もなく、ずっとやってしまうことや持ち続けているものの集合体が自分そのものであり、
そういうどうしようもなく成ってしまった自分というのは一見無価値に感じられるかもしれませんが、
それは借り物ではない生々しさを持っていて、実に美しく素晴らしいものを放っていると感じるのです。
生きるために必要と思ってかき集めた物と、生きていく中でどうしてか付き合い続けている人々に囲まれて、思うとおりにいっているとは言い難いながらも昨日から明日へ生きていく中で形成されたものは簡単に否定できるものではないし、すごい質量をもっている。その積み重ねてきたものの重さを伴って立ったり歩いたりしているんだと。
その質量を前にして、
私ができることは何なのだろうかと思います。
私は頂いている対価に見合うことが果たしてできているのだろうかとも思います。
他の誰でもない、その人の動きを正確に正直に観察し、感じ取ることにまだまだできる余地があると感じます。
そのために、モーシェ・フェルデンクライスの真似ではない、花坂薫平としてやっていこうと思います。
