多忙のため、書くのが遅くなってしまいましたが、遡って記述します。
フェルデンクライスメソッドは、とても面白いけど曖昧ではっきりしないと言われることが多いと思います。実際に指導者養成コースに通っても、知識の体系というものはなく、基礎も応用もはっきりしない形で学びが進んでいきます。
しかし、京都でリオラが提示したものは、5歳の子供も理解することができそうな、まさしく基礎であり、そして明確なものを持っていました。神戸でミアから学んだことがもっとはっきり見えた気がします。
言葉でまとめると色々不正確になりますが備忘録としてまとめました。
1つめは、自分の目で見たこと、手で触ったことだけを信じるということ。
他人の言ったこと、見たり触ったりしたときに憶測で考えたことは信じない。その目に映る景色と、手に感じる感触だけを基にワークをする。
2つめは「感じる」だけで(言語外で)十分伝えているということ。
相手に働きかける時、ただ触って正確な感覚で何かを感じる。それだけで既に大きな影響力を持っている。相手の鏡となることで多くのことが自ずと解決する。それ以上は逆効果になることが多い。
3つめは「今、ここ」に集中すること(Be here now.)
「次」にやることのヒントは必ず「今」にある。だから、今、ここを隈なく丁寧に確認する。そのためには今以外を思わない。
4つめは違いから学ぶ
人は違いがはっきりして学ぶことができる。左と右の違い、さっきと今の違い、隣の人と私の違い。違いが明確にわかった瞬間、学習は起こっている。
5つめはわかる範囲だけでやること
わからないものをわかろうとしない。よりわかりやすいものから手をつける。そうすると、短い時間で多くを行える。
6つめは分解しない、そのままの形で理解する
別の言葉に言い換えたり、本来ひとまとまりの構造を分解して記録すると、実物に戻すための手間が増える。場合によっては実物が失われる。
6つめの補足は複数のアプローチで一つを理解する
複雑なものを分解しないで理解するには、様々な面から見て触ることで多くの情報が一つの立体になる。
今回学んだことを4月に「フェルデンクライスメソッドの基本原理」と題して、できるだけ忠実にお伝えする予定です。