2014年12月26日金曜日

富山ワークショップ アフターフォロー3 柔軟な目標

花坂です

土曜日に富山ワークショップのアフターフォローの最終回を行いました。
ATMは肘によりかかって起き上がる動き(Yanai#3)を行い、休憩をとってから起き上がる動きのペアワークを行いました。

起き上がる動きは多くの方が当たり前にできる動きだとは思いますが、フェルデンクライスでこの動きをするとき、起き上がることを前提に起き上がりません。どういうことでしょう?日常では起き上がろうとするときは「起き上がらなくてはならない」という気持ちでもってやっています。「起き上がらなくていいや」と思っていたら起き上がる動作すらしないでしょう。フェルデンクライスでは「起き上がらなくてもいいや」と思いながら起き上がる動きをすることで、いろいろ面白いことが起こります。

どこで、何が面白いかは実際に参加して確認していただくとして、動きには意図や目的が伴っていることについてお話ししたいと思います。つまり、日常生活の動きには必ず何かを掴もう、どこかに移動しようという意図が背後にあった上で行っています。同じようにフェルデンクライスのATMの動き一つ一つにも全て意図があります。しかし、あえて意図を伏せて動きの指示を出します。これは一度意図を知ってしまうと、その意図を実現するための機械になってしまう人が多いからです。これでは何も気づかず、何の変化も起こらない退屈な作業になります。逆に意図を持たない動きも同様です。

意図を薄めて動くことをATMを通して体験すると、日常生活の動きの幅や可能性も変わります。意図が薄まるほどに目を向けられるポイントが増え、色々なことに気づくようになります。結果的に、日常生活に退屈な作業は存在しなくなるかもしれません。

今回は柔軟な目標というテーマの入り口として、起き上がろうとする意図を見つめなおす。ものになりました。

この回で年内はおしまいです。年末年始は東京でフェルデンクライスの研修スタッフをしてきますので、そのレポートができればと思っています。


推敲しているうちにアップがすごく遅れました。。すみません。。