花坂です。
13日は予定通り、富山ワークショップの理解を深める2回目を行い、2名が参加されました。
まず最初に仰向けの姿勢で時間をかけて身体の観察をして頂き、それからATM(Yanai#1)を行いました。その後、お茶の休憩を挟んでからワークショップ初日のビデオを見て、フェルデンクライスメソッドのにおける観察の視点について整理しました。更にお茶とアップルパイの休憩のあと、ペアワークを行い、先ほど行ったATMの動きについて、まずは目視と手で触ることで観察して頂き、次に相手の動きをコピーするつもりで観察することをしました。観察後にもう一度ご自身でATMの動きをして頂くと、先程の動きと変化して楽に動けていることを実感されていました。最後にまた休憩を挟んで、この日のATMから獲得した動きの機能と先週のATM(Yanai#365)で獲得した機能を繋げてワークショップ初日に行ったATMの動きが改善されるプロセスを体験していただきました。
テーマはフェルデンクライス特有の観察の視点を実践し、観察が無意識に身体の動きの改善に繋がることを実感することです。ワークショップの初日のATMは足と手を使った対角線での重心移動でしたので、足からの重心移動と手からの重心移動を別々のATMとして行い、統合してみました。
フェルデンクライスは「姿勢」ではなく「動き」を観察します。静止画と動画では情報量が飛躍的に違いますので、観察の方法も根本的に変えなければならなくなります。具体的には意識的に一つ一つを分析して判断していては追いつかないので、感覚や無意識と呼ばれているものを動員せざるえないのです。フェルデンクライスメソッドは無意識の機能を最大限に発揮できる状況を作り出して、後は彼らを信頼して任せるという面があると私は考えています。
「いかに無意識が自由に活動できる視点で観察できるか?」これが私にとってフェルデンクライスメソッドを利用して日常生活が快適になっていく面白い取り組みのひとつです。